第2章 EC千葉のホームページ 目次

  1. 2.1 EC千葉ホームページの構成
  2. 2.2 実際のウエブページと対応するHTML

第2章 EC千葉のホームページ

一番難しいのは何を伝えるか

「ホームページ作成の基本」とやや改まって大上段に構えた表現ですが、これまで約10年間学校の同窓会のHP、このHPや個人的なHPを作成してきた経験からの個人的な意見と捉えて下さい。
私は、ホームページ作成を「xxyyyホームページ作成講座」などで系統的に学習したことはありません。先輩から聞きながら、実務といくつかの本、そして情報の殆どはインターネットから入手しました。したがって、実務的に「ホームページはどのようにしたら読んでもらえるか」に立脚した意見です。独善と偏見、その上に間違っている意見もあります。

  • インターネット上にあるホームページ作成方法記事の多くは、HP作成ビジネスとしている人が、SEO(検索エンジン最適化)を意識して、検索順位アップ・上位表示に結びつける対策をすることに主眼を置いています。
  • そのため、ややもすると奇抜なデザインや画面が動く、読者と双方向でやり取りができるページ構成(問い合せ、申し込み、ポップアップ)等が多くなります。画像や色を多く使うなどのデザイン重視で記載されています。
  • ところが、このHPのように、閲覧して欲しい人が主として会員あるいは環境など我々の活動に関心のある人に限定している場合には状況が異なります。
  • まず、どのような情報を提供すれば良いかが最重要です。
  • 営利目的ではなく読者が読みやすすく、かつホームページ作成に手間とお金を掛けないが基本となります。
  • また、ここに掲載してあるのはHP作成の最低限ハウツーであって、ホームページ作成教本ではありません。
  • 「HTMLを知らないでもHPは作成できる」と広告に載っていますが、まず無理です。ただし、最低限のHTMLを覚えれば作成できます。それは難しくありません。

2.1 EC千葉ホームページの構成

EC千葉のトップページ(ホームページ)構成は下図のようになっています。

<header> 表題・ロゴ
<header>があると、ブラウザーは機器幅の100%で表示するのが初期設定(default)です。
<nav> ページ案内リンク
<nav>があると、ブラウザーは機器幅の100%で表示するのが初期設定(default)です。
<section>主要記事面と設定しています。
<article>

個別記事//////<article>と</article>の間に記事を掲載する。後で編集し易いように。//////////////

</article>
<article>

********************

</article>
<article>
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

</article>
<article>
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

</article>
<article>
**********************************************\\\\\\\

</article>
<aside>関連情報で、主要記事を補完する。地図、案内、行事予定や実績表など・・
<article>

////////////////////

</article>
<article>

********************
********************

</article>
<footer>ページ運営者情報 住所・連絡先
<footer>があると、ブラウザーは機器幅の100%で表示するのが初期設定(default)です。



ヘッダー部:画面幅の100%;EC千葉のロゴ
<header>と</header>に囲まれ、ロゴ画像などで構成されています。
<header>があると、ブラウザーは機器幅の100%で表示するのが初期設定(default)です。
ナビ部:画面幅の100%;ページ全体の構成とリンク
<nav>と</nav>に囲まれ、ウエブページ構成の案内(ナビゲーション)です。各センターの名前をクリックするとそのページを表示します。
<nav>があると、ブラウザーは機器幅の100%で表示するのが初期設定(default)です。
特別連絡:画面幅の100%;特別連絡事項(通常は非表示)
<div class="col-12">と</div>に囲まれた範囲で、環境カウンセラー登録の更新時期であるとかの重要な会員への連絡事項を記載します。通常時は、全体を<-- と -->で囲うことで非表示してあります。ブラウザーは、<--この間のHTTMLは無視をします-->
class="col-12は、後で説明します(スマホ対応策です)。
左側記事
<div class="col-4">と</div>に囲まれた範囲で、左側の記事部分です。
<section>と</section>に囲まれた範囲は「例えば、ここは政治面ですよ」とブラウザーに通知するだけで、ブラウザーは何もしません。
<article>と</article>に囲まれた範囲は「ここに一つの記事がありますよ」とブラウザーに通知するだけで、ブラウザーは何もしません。
現在は、左側には行事予定表、その下に変更の少ない記事を掲載しています。
右側記事
<div class="col-8">  </div>に囲まれた範囲で、右側の記事部分です。
<section>  </section>に囲まれた範囲は「例えば、ここは経済面ですよ」とブラウザーに通知するだけで、ブラウザーは何もしません。
<article>  </article>に囲まれた範囲は「ここに一つの記事がありますよ」とブラウザーに通知するだけで、ブラウザーは何もしません。各記事ひとつひとつを「article」で囲っていますが、無くてもかまいません。
フッター部:画面幅の100%;連絡先や著作権等
<footer>と</footer>に囲まれ、ロゴや著作権、連絡先などで構成されています。
<footer>があると、ブラウザーは機器幅の100%で表示するのが初期設定(default)です。

2.2 実際のウエブページと対応するHTML

ホームページ作成入門のウエブでの表示を右側に、それに対応するHTMLを左側に表示してあります。まず全体像を掴んで下さい。

2.3.1 右のページに対応するHTML

右のページに対応するHTMLです。HTMLエディタのテキストをワードに貼付け→編集→PDF化してあります。

2.3.2 ウエブでの見え方(2019-06-13)

スマホで閲覧した場合を示しています。パソコンだと、画面の左右に記事が分かれて見えます。


用語のメモ

SEO 【 Search Engine Optimization 】 検索エンジン最適化

サーチエンジンの検索結果のページの表示順の上位に自らのWebサイトが表示されるように工夫すること。また、そのための技術やサービス。Webサイト構築などを手がける事業者の中には、SEOをメニューに用意しているところもある。商用のページでは大事であるので、デザインに凝り、ウエブデザイナーの稼ぎどころ。EC千葉のホームページでは、そのようなことを考慮する必要性はありません。

URLに日本文字を使用すること

Amazonのサイトでは、URLの一部に日本語を使用しています。これまで、URLには日本語を使用できないと思い込んでいたので、検討しました。そのメモが以下です。

  • 「ecchiba.sakura.ne.jp/事務局/案内」のようなURLが可能かどうかです。ファイル名が日本語だと、読み間違いや入力ミスが減り、管理が格段に楽になります。
  • ブラウザーでは、日本語も問題無く表示している(パソコン、スマホ共に)。これが、アマゾンで採用している理由であろう。読者の多くは日本人であり、日本語のページですので、読者には理解しやすい。
  • しかし、TwitterやFace Bookでは、「パーセントコーディング」と呼ばれるURLで使えない日本語文字を%と半角英数字(ASCII文字)の組み合わせで表示するようです(未確認)。
    「http://example.com/%E3%81%82%E3%81%84/」人には意味不明ですがパソコンは読めます。
  • EC千葉のホームページの場合は、SNSのことはあまり考慮する必要は無いので、日本語使用の可能性は大と考えます。現に北海道の環境カウンセラーのHPは日本語を使用しています。今後の検討課題です。2019-08-19現在。