2023年度、「水環境体験教室」へ講師を派遣しました!
令和5年(2023年)度の水環境対策センターの活動報告です。
12月18日(月)船橋市立豊富小学校 4年生1クラス24名及び教職員3名(総員27名)
1月26日(金)野田市立南部小学校 4年生4クラス141名及び教職員4名(総員145名)
2月27日(火)-28日(水)船橋市立船橋中学校 2年生5クラス189名及び教職員1名(総員190名)
詳細は、こちら。
令和5年(2023年)度の水環境対策センターの活動報告です。
12月18日(月)船橋市立豊富小学校 4年生1クラス24名及び教職員3名(総員27名)
1月26日(金)野田市立南部小学校 4年生4クラス141名及び教職員4名(総員145名)
2月27日(火)-28日(水)船橋市立船橋中学校 2年生5クラス189名及び教職員1名(総員190名)
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令和4年(2022年)度の水環境対策センターの活動報告です。
1月30日(月) 野田市立南部小学校「水環境体験教室」 4年生4クラス120名及び教職員7名 (総員127名)
2月9日(木) 美しい作田川を守る会講習会 会員28名
詳細は、こちら。
令和3年(2021年)度の水環境対策センターの活動報告です。
11月19日(金) 白井市立桜台小学校 4年生2クラス 59名及び教職員ほか8名 (総員67名)
11月26日(金) 野田市立川間小学校 6年生1クラス26名及び教職員5名 (総員31名)
2月22日(火) 市川市立宮田小学校 4年生2クラス 77名及び教職員2名 (総員79名)
3月11日(金) 野田市立南部小学校 4年生4クラス123名及び教職員8名 (総員131名
詳細は、こちら。
令和2年(2020年)度の水環境対策センターの活動報告です。
令和元年は台風災害、令和2年は新型コロナの緊急事態宣言により、恒例の「浄化槽管理啓発講習会」は開催できずにもどかしい2年でした。そのような中、今月の令和3年3月16日(火)14:00~15:15に、市川市立国府台小学校・第一中学校、「院内学級・水環境体験教室」が開催できたことは学校関係者の努力の賜物です。当初、令和2年12月21日開催予定が延期になり、実施ができることを願いつつ待ち続けた時間は長かったことを思い出しています。
「院内学級・水環境体験教室」とは国府台病院に入院している小学生と中学生向けの出前講習会でした。小学生、中学生が一緒での講習会実施は初めてでした。また、皆様には入院中や看護の時間に出席を頂き、開催者としては感謝の気持ちでいっぱいです。
********************今年度の水環境対策センター活動は、浄化槽管理啓発講習会は開催できませんでしたが、「水環境体験教室」を3校で開催できました。令和2年9月に野田市立みずき小学校、11月に市川市立宮田小学校、そして今回です。水環境対策センター員の協力のおかげで、子供達を対象とした水環境講習会が順調に展開しています。
小学校で第2回目の「水環境体験教室」を開催しました(浄化槽講習と合算では第76回目)。
生田教務主任より開催の挨拶があり、上口センター長の参加型講習が始まった。1時限目の場所は広い体育館。4クラス合同で96名がそれぞれバインダーにとめたテキストを持ち整列着座。今回も新型コロナウイルス感染症防止に気を張りながら、まずは水の性質で個体・液体・気体の形態からスタート。身近な話でもあり、生徒も手を挙げて参加。9月に開催した市川市立宮田小学校と同じように小学4年生の積極性に驚かされた。
パワーポイントは壇上に大きく映されとても見やすく、水の循環、家庭での水使用量や汚れの発生場所、浄化槽や下水処理場で微生物による浄化される仕組み、浄水場の上空写真などを見ながら、小学4年生にも分かり易い講習であった。
次の実習は、2時限が3組、3時限が2組、4時限が1組の順で各45分間行った。
実習には、それぞれ数名の生徒に参加してもらい、トイレットペーパー、ティシュペーパーなどの分解実験、砂糖・食塩が溶ける実験、お皿に付着した味噌汚れを洗う実験、水道水に含まれる塩素イオンの測定と続いた。
各実験には、ほぼ全員が参加したいと手を挙げ、講師が指名するのに苦労する次第であった。最後は、生徒および先生全員参加で、身近にある飲み物(水道水・牛乳・コーラ・スポーツドリンク・サイダー)の中から一品を選び、pH値を簡易試験紙で測定。席に戻ってお互いのpH値を見合って学習。生徒の皆さん楽しく積極的に取り組み、体験実習が終了した。
本日の学習内容をまとめた後、上口講師より番外で、小学4年生にとって1日に必要なカロリーは1,950キロカロリーであること。そして給食では600キロカロリーが必要なこと。また、朝食の重要性について話し、授業で脳を使うのには「炭水化物=ご飯、パン、麺などの糖分」が必要で、朝食は必ず食べると良いことを伝えた。その他、野菜、たんぱく質(肉・魚・大豆など)、海藻、キノコ、果物もバランスよく食べ、そしてよく噛んで食べることなど給食と食生活の話があった。この話は前回の宮田小学校を加え2回目の取り組みである。
受講後は各時限とも、生徒全員より「ありがとうございました」と大きな声で挨拶を頂き嬉しく思った。
校長室で給食を頂きながらの懇談では、梅澤校長先生より「10月より学習方針の変更があり講習会を行えるようになった。本日の『水環境体験教室』はとてもタイムリーであった。当校のホームページに開催記事を掲載したい。」とあたたかい言葉を頂いた。
2月7日に「美しい作田川を守る会・・」が開催されました。以下に、水環境対策センター長の上口清彦氏の報告を掲載します。
EC-千葉、吉田理事長の出席もあり、EC-千葉の活動紹介を含めての挨拶で花を添えることが出来ました。
毎年恒例の千葉県主催の浄化槽講習会は昨年の台風15,19,21号の被害で中止になり、水環境対策センターの活動は今年度は最終予定が最初の活動になりました。今回の講習会は主催が「東金市及び美しい作田川を守る会」となり、千葉県の支援で開催されました。参加者は26名(主催者)でした。講師は水環境対策センター員の久保田、井町、上口の3名でした。千葉県環境保全センターからミニカットモデルの展示を頂き、出席者の方は興味津々でした、また、pH・残留塩素・透視度の測定、トイレットペーパーの分解、及びお皿についた汚れ落としの実習には参加者の協力を頂き大いに関心を示して頂きました。
水環境対策センターには、令和2年4月の市川市宮田小学校での「水環境体験教室」、野田市(令和2年度予定)の「水環境体験教室」開催計画があります。この2回の講習会は小学4年生を対象とした講習会で学校教育の「特別授業」に取り入れられ、浄化槽講習会と共にセンター活動二本柱として育てて行きたいと考えています。「浄化槽講習会」がベースであり、今回の講習会もその線上にあります。
水環境対策センター員の募集をしています、今後の講師を育てて参りたいと考えています。よろしくお願いいたします。
令和元年度の野田市主催「みずかんきょう たいけんきょうしつ」を8月31日、野田市庁舎5階会議室で開催しました。昨年に続き第2回目になります。EC千葉は後援と2名の講師派遣を致しました。(上口、井町両氏)
総計30名と市独自の開催としては多数の参加者でした。子ども達(小・中学生)4名、業界関係者7名、その他一般の方で計30名でした。
皆様の関心は何時もながら実習です。「みずかんきょう たいけんきょうしつ」ですので、見て・聞いて・体験することが重要と企画した講習会ですので、参加者は興味津々、特に子ども達の協力は会場を華やかにしてくれました。
参加者の皆様の共通した受講感想は、大変勉強になりましたとの嬉しい言葉でした。今回の問題点は夏休み最後の土曜日開催でしたので、子ども達の夏休み自由研究には遅すぎました。このことは来年度に活かしたいと主催者と確認しています。せめて夏休み直後の開催が望ましいなと考えています。
7月20日(土)に、手賀沼親水広場でミニ手賀沼の生き物調べと沈水植物を植える楽しいイベントがありました。主催は手賀沼水環境保全協議会(手水協)・水生植物再生活用事業検討委員会で、集まりに参加した主催委員会委員でEC千葉会員の倉田智子さんよりの報告を掲載します。
水環境対策センターでは、例年行って来ている千葉県水質保全課と浄化槽団体連絡協議会が主催する浄化槽講習会への講師派遣3回に加え、旭市の新川汚染防止推進大会及び野田市での親子環境体験教室への講師派遣を行いました。浄化槽の適正管理啓発活動は、平成19年よりEC千葉が取り組んでいる継続的事業です。以下に水環境対策センターからの報告を掲載します。
平成30年に3会場(東金市、横芝光町、南房総市)で実施しました。毎年テキスト、スライドの改定など工夫をしていますが、ねらいは体験「見て・触って・実感」して頂く事で、浄化槽の機能、性能、使用上の注意点を学んで頂く事にあります。多くの方に受講いただき浄化槽の理解者が増加していることで、県内の水環境に貢献できることに遣り甲斐を感じています。
「美しい作田川を守る会」向けの講習会は過去に2回実施しています。守る会は作田川流域(山武市、東金市、山武郡九十九里町)の方で構成され、「美しい作田川を守る会」の実践者で、意識レベルは高く講師が苦労する講習会です。
皆様は体験実習には積極的に取り組んだ頂き、納得頂いた様子でした。今後も「美しい作田川を守る会」向けの講習会が行われるかは未定ですが、過去に山武市、山武郡九十九里町での実施があり、今後も受講して頂く事を願っています。
業界関係者の参加が15名と多く、講師はより正確にまた出席頂いた方に多くのことを納得頂くためにと、緊張の講習会でした。浄化槽使用の参加者も積極的に実習に等に参加頂き、盛り上がりの多い講習会になりました。
浄化槽のカットモデル展示をメーカーから提供を受け、浄化槽ミニカットモデルも活用して充実の内容に展開が出来ました。受講者の皆様も満足の様子でした。質問は業界関係者から具体的な内容が多く寄せられ、保守点検時の苦労が質問に表れていて、この講習会の有効性は改めて認識できました。
横芝光町の職員6名が準備段階から丁寧に対応して頂き、遣り甲斐のある講義でした。
参加者53名と最近では参加者の多い会場でした。南房総市は千葉県の最南端で面積も広く居住人口は約39,400人、浄化槽設置基数も16,700余りと多めの市です。参加者の意識レベルは極めて高く参加者には民宿経営者の方もおられ、質問もレベルが高く良く勉強をされているとの印象でした。
会場が階段状で受講者様の顔が伺うことが出来、受講者と講師の距離が近く感じられました。実習も階段会場のため受講者様からは良く見ることが出来たと思います。質問が多く講習時間10分伸びたことは今後の反省材料です。予定の時間で一端クローズして、その後に質問者様に対応するなどの対応が必要と反省しています。南房総市職員4名が快く対応頂きスムーズな運営が出来ました。
「環境教育応援団講師等派遣制度」としてEC千葉が初めて受託したものです。
旭市「新川汚染防止推進大会」作文・絵画・標語の優秀作品の表彰後の講師派遣として、「水の環境について考えましょう」との講演を行いました。講演の「水の環境について考えましょう」の内容と同等の作文が表彰作品にあり、旭市の小・中学生のレベルの高さを感じました。標語・絵画も事前に拝見して、旭市が「新川汚染防止推進大会」の開催重ねた成果を見る思いがし、私どもが勉強をさせて頂きました。
野田市居住のEC-千葉・水環境対策センター長・上口が過去7年間をかけて、市町村独自での「水環境体験学習会」を提案、今年度ようやく実現することが出来ました。野田市市長の講師派遣要請を受けての講習会となりました。
参加者13名と少ないことは非常に残念な結果でした。しかし、野田市は東西に広く、しかも4校がバザーに重なり参加者が伸び悩んだことと、この日しか会場が確保出来なかったなどの理由はありましたが、今後の大いなる反省材料が得られました。野田市では初めての「環境・体験教室」でしたが、参加者に市会議員が来場し、内容については絶賛して頂き今後の開催時にはご協力を頂けるとの強いお言葉を頂きました。
「親子環境・体験教室」の表題通り3家族の方の参加を頂き、お子様は特に実習では嬉しそうに協力を頂け、明るく楽しい講習会になりました。主催の下水道課に来期の予算化の要請もしました。野田市では今後とも継続する予定です。
浄化槽の適正利用に関する講習会は、1月30日に九十九里町での開催で65回目を迎え、10年を経過しました。当初より中心となって推進してきた上口清彦氏(副理事長・水環境対策センター長)の投稿を掲載します。
平成19年度よりには、EC―千葉ではまだ水環境研究会と発足したての湯気が出る赤ちゃんの様な会でした。会員は4名平均年齢も63歳ほどとまだ若い?会でした。
目標を設定に時間をさかれたことを思い出されます。何を目標にするか試行錯誤の日々が始まりました。
浄化槽の講習会を取り上げるキッカケ。メンバーに浄化槽保守点検、清掃業に従事者がいて浄化槽の適正管理が著しく未達の現状を憂いていた。千葉県、市町村、業界団体との連携不足によるもので、第三者のNPOが担当することか望ましいとの思いから「浄化槽講習会」をテーマに目標が定まり、メンバーも平成21年には7名に拡大、パワーアップ。
協働事業が引き金。幸いなことに千葉県環境生活部 県民交流・文化課 交流事業室のNPOとの協働事業に応募。事業計画から企画立案、講習会の内容・テキスト・パワーポイント・予算・担当者の役割分担、お決まりの苦労は一通りしました。メンバーには各々得意分野があり短時間ですべての計画が見えてきたのが年末でした。平成21年度からはいよいよ「浄化槽講習会」本番が目の前です。
県内の浄化槽事情。県内にはみなし(単独処理)浄化槽約43万基、合併処理浄化槽約17万基が存在、その他汲み取り便槽多数、これらは、それぞれは法で定められた処理水質を維持することが求められているものの、実態と目標のギャップは大きい。
いわば、法令レベルの維持が困難な状況を改善することが見えてきたのです。
適正な浄化槽管理「浄化槽の保守点検、清掃」を使用者が理解していないことが問題で、指導育成が県内の水質維持には必要!! コツコツ10年の活動。
平成27年度の講習会を終え合計65回を終了。まだまだ継続して参ります。
平成28年7月16日開催の浄化槽フォーラムin霞ヶ浦に参加した上口さんの報告です。
************************************平成28年7月16日に開催された浄化槽フォーラムin霞ヶ浦へ、EC千葉の水環境対策センターからセンター長・上口と伊澤の2名が参加した。
従来は浄化槽の性能に係わる内容が多く、浄化槽の専門家による講演が主体でしたが、今回のフォーラムは副題が「浄化槽による公衆衛生と生態系保全」とあるように、普段は聞くことができない興味ある内容であった。配布資料は簡素化したものであるがパワーポイントを使用して、極めて具体的に解説して頂いた。
主な講演とその注目内容は以下のとおりです
今回のフォーラムは私にとって大変勉強になりました。(平成28年7月21日 文責 上口清彦)
**********水環境対策センター長上口さんの報告書********
8月4日、平成27年度用浄化槽使用者向け公開講座と施設見学(キッコーマン㈱)を水環境対策センター主催で開催しました。参加者22名,内EC千葉18名、野田市民活動団体4名でした。
当日は連日の酷暑にもかかわらず、皆様定刻に集合頂き計画通りに進行し、全員元気に行事を終了することが出来ました。
EC千葉の会員及び開催地区、野田市の活動団体の皆様向けの講習を開催。水環境対策センターが過去5年間千葉県・水質保全課主催の講師を務めてきました内容を多くの方に受講頂くことと、将来は市町村はじめ環境活動団体にもアプローチのため広報DVDの作成のビデオ撮影を致しました。
「ものしりしょうゆ館」の見学とキッコーマン㈱ 環境部長今井泰彦(農学博士)様の「キッコーマン㈱における環境への取組み」について、2015年版「環境報告」など詳細にわたり解説いただきました。講演後の質疑応答は多数の方が積極的かつ専門的な質問がなされました。
通常の工場見学会では見学会のみで終えるところを、EC千葉野口 久様の尽力で講演会も開催できました。EC千葉の懐の深さを伺う事が出来ました。
参加頂いた皆様に改めて感謝致します。
また、皆様にご協力頂きましたことをお礼申し上げます。
水環境対策センター主催の首都圏外郭放水路見学会は、あいにくの小雨交じりでしたが5月30日に開催されました。参加者は、EC千葉会員と野田市を中心に活躍している5団体方々で計41名でした。以下はその報告です。
************************************中川・綾瀬川流域は勾配が緩やかで、水が溜まり易い「お皿」のような地形です。また、この地域は急激に都市化が進み、河川整備や下水道整備が追いつかず洪水被害が多発していました。そこで建設されたのが、この「首都圏外郭放水路」です。「しゅとけんがいかくほうすいろ」は、いかにもお役所的な名前ですね。簡単に言うと、国道16号線に沿って地下50mに直径10mで長さ約6.3kmの人工の地下河川です。大雨になると、大落古利根川、幸松川、倉松川、中川と第18号水路の水位が上がります。水はそれぞれに設けてある堰(せき)を越えて、この地下河川に流れ込みます。水は、最も下流にある第一立坑(たてこう)に流れ込み、そこからポンプで江戸川に放流する施設です。
今回見学したのは、第一立坑にある「調圧水槽」です。長さ177メートル、幅78メートル、高さ18メートルの巨大な水槽で、その上にはサッカー場があります。地上からは、116段の階段を降りると水槽の底で、地下22mです。立坑の底は、更に50m程下ですが危険で近づくことはできません。水槽には、59本(一本500トン)の巨大な柱があります。周りの地水位が高いので、水槽が船のように浮き上がるのを防ぐため重くしています。この巨大な林立する柱から、「地下神殿」とも呼ばれています。総工費約2300億円と工事期間14年で年間の維持管理費は約79億円で、年間6回から10回施設が稼働しています。(平成24年2月国土交通省関東地方整備局資料より)
大雨が降ると見学は中止と聞いていましたが、傘をさそうかどうかの小雨で無事見学できました。広報用施設「龍Q館」でのビデオや模型による説明の後、人数確認用の見学者章を首からぶら下げ第一立坑へ向かいました。
116段の階段を降りると、気温は13度とのことでやや肌寒く感じました。降りた第一印象は、「とにかく大きい」の一言でした。案内と説明は、女性職員の方3名が、高齢者の多い我々を労わってくれました。感謝します。帰りは皆様押し黙って、116段を上がりました。地上に出た時は、とにかく息が切れ酸欠でした。
コミニュテイバスに時間があるので、多くの方が南桜井駅まで3km程を歩きました。
幹事の上口様、ありがとうございました。(文責:見並)