ちば環境学習応援団の2020年度報告

2021-06-22:掲載
2020年度のちば環境学習応援団の実績報告

「水環境体験教室」
  1. 8 月20 日(木) 市原市姉崎公民館主催:「地球温暖化~我々に出来ること~」 (講師派遣)参加者47 名。
  2. 11 月5 日(木) 千葉市生涯学習センター主催(ミニ講座):「コロナ禍に 考える 食品ロスとその影響」(講師派遣)参加者7 名
  3. 11 月25 日(水) 千葉市生涯学習センター主催:「ふろしき体験コーナー」 (イベント参加型)延15 名の参加
  4. 12 月10 日(木) 市原市姉崎公民館主催:「コロナ禍に考える 食品ロスと その影響」(講師派遣)参加者42 名
  5. 小学生を対象として2019 年度より取り組んでいる「水環境体験教室」(講習お よび実習)を今年度は、3 件(①市川市立宮田小学校:81 名(R2.9.25)、②野田市立みずき小学校;103 名(R2.11.16)③市川市立国府台小学校・第一中学校・院内学級):24 名(R3.3.16)実施することができた。小学4 年生を中心に、教職員も参加し、水の形態(氷、水、水蒸気)から始まり、地球上での水循環、家庭で水が使用される場所や水量と汚れの負荷量、微生物の働きにより下水処理場や個別浄化槽できれいな水になる仕組みなどを体験していただいた。特に参加型講習および実習では、子ども達の積極的な参加があり、生徒さんの水環境に関しての知識が深く驚いた
2020年度「ちば環境学習応援団」報告書(PDF):こちら。

――2021年への思い――
2020年度 相互研修(勉強会)の足跡

2021-06-06:掲載
生活をすっかり変えてしまったのが昨年来のコロナ禍です。2020年度の相互研修(勉強会)の報告と今年度2021年への思いを込めて・・・
環境学習センター佐藤ミヤ子さんからのメッセージです。

「食品ロス」講演会(2019年4月市原市)
顔半分をマスクで隠し、皆さんとの会話もほんとに少ない2020年
また、このような時期だからこそと、自然の中で思いっきり深呼吸が出来たらと模索した「自然観察会」も延期になりました。
 "今春には"との思いも通り越してしまいましたが、ワクチン接種によりマスクが外れたら、今秋実現出来たらいいですね。企画が出来たらご案内いたしますので、ぜひ、秋の空気を胸いっぱい吸い込みにお集まりください。
また、そんな状況下ではありましたが、「相互研修・勉強会」の開催は10回を重ね、延94名の方がご参加くださいました、皆さんの支えがどんなに心強かったことでしょう。
 みなさんのその思いを2021年に繋げて行きたいと思います。
今年度、環境学習センターの新コーナーでは、「こんなことが聞きたい!」「これってホントに良いの?」などの疑問・質問をいただき、「あゝそれなら答えられるよ、話ができるよ」と手をあげてくださる方に登場いただこうと思っています。
また、テーマによっては、「私はこんな風に思います」などのさまざまな意見が飛び交う座談会形式の会も有っていいのかな、などと考えています。"楽しかった! また来たいね!"の声が聞こえる会になれるよう皆さんの声と参加をお待ちしています。
毎月の「開催案内」見逃さないで下さいね、
一人の力は限られます、みなさんの声と知恵をいただきながら、様々な方が集った輪が一つの和を生む一年になれるように、新スタッフと共に歩んで行きたいと思っています、どうぞよろしくお願いいたします。

2020年度 相互研修(勉強会)の足跡
実施月 テーマ 概 要
2020
7月
コロナ禍に考える
食品ロスとその影響
コロナ禍による長期の自粛により、これまでの生活が様変わりする中、令和元年5月「食品ロス削減の推進に関する法律」が公布。国や地方自治体・事業者の変化の有無とコロナ禍を機に共に考える
8月 ふろしきはエコ! 風呂敷は3RにおけるReuse 、Reduce に適う伝統的な用具。何度も繰り返し使え、ライフスタイルを見直し、持続型社会への一歩に。使い捨てレジ袋に代わるエコバックになるふろしきの活用体験
9月 オンライン授業 COVID19の影響で上期は90%程度の大学でオンライン授業になった。オンライン授業の 教材作成、実施を体験した内容を報告
10月 水素エネルギー今昔物語 水素エネルギーの起源から現在までの経過と実現間近の最近の課題(プロジェクト)について
11月 我が家の地球温暖化対策 草野家の庭木に集まる多様な生物の様子を、四季折々カメラ目線でキャッチした映像を交えた、楽しい草野家の緩和策・適応策・生物多様性保全を紹介
12月 気候安全保障 気候安全保障の定義の整理、日本でまだ気づいていない気候変動のリスクの有無を検証した結果明らかになったことを勉強。国立環境研究所の研究情報の読み合わせ
2021
1月
環境にやさしいリサイクルシステム 3Rを活用したプラスチック製敷板が高評価:「エコマークアワード 2015」にて(株)オオハシが銀賞受賞!
環境にやさしいリサイクルシステム(3R)を事例に、二酸化炭素排出量の削減効果などの話
3月 国際理解教育 (前編) JICA海外協力隊員の活動を通して、発展途上国の現状(歴史・生・農業活動等)を知り、課題に気づき考え、他を思いやる態度を養う、自分に出来ることを模索する機会にする
4月 チバニアン以降のCO2濃度と温室効果ガスの概算 チバニアン以降(77万年前~)CO2濃度は300ppmを超えたことがなかった。しかし、近年は、気温の上昇→海水温の上昇→海水からのCO2の放出の温室効果作用により更に気温の上昇(プラスのフィードバック)現象が見られる(2020.12現在414ppm)
5月 国際理解教育(後編) JICA海外協力隊員の実際の活動を通して、発展途上国の現状(衣食住・農業活動)を知り、課題に気づきを思いやる態度を養う。 更に、周辺国の児童労働者の実態に触れる

第51回 全国小中学校環境教育研究大会(千葉大会)参加報告
令和元年11月22日(金)

2019-12-29:掲載

展示ブースで

11月22日に富里市立根木名小学校で開催された上記研究会と併設する展示ブースで、活動内容ポスターの展示と二酸化炭素濃度測定実演を行いました。この研究会は全国の小中学校で環境教育を担当している先生方の研究大会ですが、EC千葉はブースでの展示と実演、更には研究会では吉田理事長が学校関係者に引き続き紹介されました。
以下に、EC千葉の参加に際しご尽力いただいた、綿貫沢氏(会員)の報告を掲載します。


第51回 全国小中学校環境教育研究大会(千葉大会)に参加して

報告者 綿貫  沢

 全国小中学校環境教育研究会主催,文部科学省・環境省・千葉県教育委員会・富里市教育委員会・全国連合小学校長会・全日本中学校長会・千葉県教育研究会・日本環境教育学会・ESD活動センター等後援による研究大会が令和元年11月22日(金)富里市立根木名小学校に於いて開催されました。
 21世紀「環境の世紀」の提言として,研究主題は『持続可能な社会づくりのための環境教育の推進』~環境教育によって育む学力と環境保全意欲~です。
 概要としては,次の通りです。

  • 1.公開授業(1・2年生活科3~6年理科)
  • 2.開会行事及び研究発表(口頭発表3本・誌上発表6本)並びに指導講評
  • 3.講演「新学習指導要領における環境教育を考える」(文部科学省初等中等教育視学官 藤枝秀樹氏)及び大会宣言・閉会行事でした。

 感想や参加なされた方の意見を基に記述します。
先ずは1の公開授業についてですが,どの学年にも共通して言えることは,児童が伸び伸びと活動していたという授業内容でした。その理由としては,発表する子ども達が,映像や拡大投影機等を活用して,自分の意見や考え方を友達に分かりやすく説明していました。次に,教室内を工夫して配置し,有効に活動していました。そして,ある学年では,富里の名産品に人参がありますが,実物を育て,それに基づき科学的な根拠をもって発表していました。さらに,NPO参加の授業もあったので,出前授業に生かされる内容でした。いずれにしても子ども達に直接接する教師の力によることが大きいのではないのでしょうか。先生方の姿勢と言動に敬服しました。

2の開会行事については,来賓祝辞の中で「SDGsの目標を受けるESD及び環境教育においては,学習者一人一人が地球環境保全に向けて行動を変えていく「学習者の行動変容」が重要となってくる。」との問いかけ(環境省大臣官房総合政策課環境教育推進室長 三木清香氏)が印象に残りました。学校関係者に続き,わがEC千葉の吉田理事長も紹介され,存在感を示すことができ,PRにもなったことでしょう。研究発表では,SDGsを推進する中で,ユネスコスクールの取り組みやESD教育の実践・推進等が提案なされていました。指導講評では,午前中展開された根木名小学校の活動状況を微細にわたり,映像・音楽を交えながら高い評価を持って発表されました。

3.講演については,今後実施される新学習指導要領のなかでもESD教育の精神が盛り込まれていて,実践化に向け,学校現場も実現していく使命があることを力説していました。大会宣言及び閉会行事は,省略させていただきます。  さて,EC千葉のブースでは,ポスター掲示と二酸化炭素測定を設置しましたが,来場者が全体で140名くらい,しかも外は冷雨が降っており,台風の影響で各学校とも授業時数の確保の諸事情により,参加者が少なかったようです。しかし,その中で,柏市立逆井中学校の校長先生から,出前講座の要請をいただきました。また,千葉県環境生活部水質保全課の方が関心・興味を抱かれ,資料を求める要求があり,EC千葉の活動の幅が拡がりました。

最後になりましたが,朝早くから夕方まで,寒い中遠方よりお手伝いにきていただいた吉田理事長,荒川様,吉田篤志様,茂利様,佐藤ミヤコ様,志澤様には深謝申し上げます。

大多喜町環境教育プログラム「わくわく探検隊~自然となかよし~」
開催報告(平成31年7月21日(日))

掲載:2019-10-31

面白峡小水力発電所で

 房総で3番目に長い川の養老川の源流で、「自然を大切に」するだけでなく、「自然や環境のために行動できる」子どもたちを育成することを目的として、「第3回大多喜町環境教育プログラム」を大多喜町教育委員会の後援のもとに、平成31年7月21日(日)に大多喜町周辺の子ども達を対象に開催しました。

夏休み前の当日、8名の子ども達が集まり、養老川に合流する外出川(とでがわ)で、ひんやりとする水辺に足を踏み入れて、多くの生きものや植物が身近に生育しているのを実感しました。
さらにすぐ近くに90年余り前から約40年間稼働していた面白峡(おもじろきょう)小水力発電所が5年前に復活し、これからわが国で重要とされる再生エネルギーによる発電の説明を聞いたあと、その現物を見学しました。通常では無人で運転されていて見学もすぐにはできませんが、管理をされている㈱関電工殿の特別のはからいで間近で見学することができ、子ども達は大喜びでした。
その後、身近で当日確認した自然を各自に絵に描いてもらい、感想を述べ合いました。
当日のスタッフは、森川、志澤、松村、國井、國廣で、市原市立石塚小学校長の永島 絹代先生、千葉県東上総教育事務所の渡邊 紀子先生及び学生の渡邉 万紘様にも協力していただきました。

(文責國廣)

この活動は、一般財団法人セブン-イレブン記念財団の助成を受けています。

初秋の鵜原の手弱女平(たおやめたいら)自然観察会報告
2019年9月28日(土)環境学習C主催

掲載:2019-10-24;カテゴリ:環境学習

手弱女平

9月9日未明に千葉市付近に上陸し、千葉県下を中心に大きな被害を出した台風15号の影響も心配されましましたが、地元の方からの「どうぞ」との声で、初秋の自然観察会が外房鵜原の手弱女平(たおやめたいら)散策が実施されました。参加者人数は12名(男性5名、女性7名)、内7名がEC千葉会員外とオープンな催しになりました。列車時刻で心ならずも不参加の方1名も・・・
JR(外房線)鵜原駅に正午に集合し散策をスタートしました。想定していた以上の暑さでしたが、勝浦市観光協会・ボランティガイドの方4名の熱心なサポートももあり参加者には満足された様子でした。
以下に参加された綿貫沢(会員)さんと坂本充子さんの報告を掲載します。


畏敬の念を覚えた自然観察会

綿貫  沢

 9月28日(土),晴天の下,勝浦市の鵜原理想郷に於いて開催された自然観察会に参加しました。私にとって,EC千葉主催の自然観察会の参加は,初めての体験であり,何回かの自然観察会には参加していますが,海岸歩きの観察会も初体験でありました。

 12名の参加者は,途中で2班に分かれ,それぞれのグループに勝浦市観光ボランティアガイドさんが2名ずつ同行しました。私は,始めに山道を登るグループに所属し,ハイキングコースに歩を進めました。蛇紋岩を削ったトンネルをくぐり抜け,急峻な坂道を登ると一瞬にして眺望が開く場所にたどり着きました。
 眼下に広がる紺碧の海原,リアス式海岸に砕け散る太平洋の荒波,浸食されてできた海食崖,息をのむ数々の展望はまさに独り占め,貸切り状態でした。この場所は,肌がつるつるの美人を表すという手弱女平(たおやめだいら)。鐘を鳴らして幸せを念じました。途中,これから赤い花が咲くヤブツバキの群生林が拡がり,植林されたヤマザクラが道の両側に立って我々を歓迎してくれました。

 一方,鵜原理想郷は歴史的にも意義深く,太平洋戦争末期,敗戦濃厚の最中,上陸して来るアメリカ軍を防衛するための痕跡が残っていました。すなわち,魚雷をはじめとした船舶を隠蔽するために人工的に掘った洞窟,軍人の通り道としてトンネルがあちこちに現存しています。トンネルは,天井が低く,暗く足元が覚束きません。壁にはツルハシの跡がくっきりと残っていて,当時の様子が偲ばれます。
そして,名勝ポイントの中で最高点にある黄昏の丘で合流し,記念撮影,ボランティアから差し出された冷たいお茶は一服の清涼剤になりました。帰り道にふと道端に目をやるとオレンジ色の山百合が私も忘れないでねとひっそりと咲いていました。やがて,港の近くに見覚えのある建物がとびこんできました。なんと「青海小学校」ではありませんか。15年位前に訪問したことを想起しました。現在は,5年前に少子化により廃校となり,108年の歴史に幕を閉じたようです。

さて,土産話を紹介しましょう。黒潮つながりで『勝浦』についてボランティアの方に質問したところ,毎年2月から3月にかけて開催される「かつうらビックひな祭り」のルーツは,徳島県の勝浦町から7千体のひな人形を里子として譲り受けて始まったものだそうです。今年も千葉県勝浦市では約3万体のひな人形が展示され,遠見岬(とみさき)神社の石段一面におよそ1800体の人形が飾られているのは,有名です。なお,全国勝浦ネットワークは,地名に因んで千葉県勝浦市・徳島県勝浦町・和歌山県那智勝浦市で構成され,交流を図っています。

理事長始め参加者12名は皆,各々一人ひとり自分なりに得たもの,学んだもの,思い出に刻んだものは違えども満足して家路についたことでしょう。私自身については,この自然観察会を通して,自然保護より人間の手を加えた自然保全の大切さを改めて認識しました。
最後に,勝浦市観光ボランティアガイドの皆様,そしてこの企画に奔走なされた我がEC千葉の佐藤ミヤコ様に深く感謝申し上げます。


鵜原理想郷 自然観察会に参加して

坂本 充子

環境学習センター主催の鵜原理想郷自然観察会に9月28日に初めて参加した。
台風15号の被害が心配だったが「どうぞお越しください」ということでJR鵜原駅に降り立った。
今回の台風で停電の被害もなかったとの事でした。

天気にもめぐまれ、12名が二手に分かれそれぞれボランティアガイドの方を先頭にいざスタート。
かねてより「理想郷」の名称に?をもっていたら早速「後藤 杉久」の碑があり別荘地として開発された歴史を知り納得した。蛇紋岩の手掘りのトンネルを通り石の急斜面の上りに突入した。思いのほか足元に注意が必要だ。

遊歩道の周囲の木々は所々に植栽があったが原生林に近いという。伐採には許可が必要とか。海の恵みを守るためと聞いた。鵜原で水揚げされる魚、イセエビ、サザエと考えれば納得がいく。
手弱女平に出ると太平洋の穏やかな海原が広がり入り組んだ海岸線が見渡せる。感謝を込めて「幸せの鐘」を鳴らす。
海の色はあくまでも青いが色は七色に変わると言う。問題になっているマイクロプラスチックなんて嘘のようだ。
「黄昏の丘」でグループが合流して記念撮影後ガイドさん持参の冷たい麦茶をいただいた。 乾いた喉と汗ばんだ身体に染み渡る。

鵜原湾に出ると海水浴場が左手に見える。山の上にそそり立つホテルが圧巻。下から見たのは初めてだ。 ボランティアガイドの方の案内は「きれいな景色」だけでない鵜原の様々な事に触れられ収穫でした。
台風の後にも関わらず遊歩道の周囲にレジ袋やごみがなかったのは感激した。
「人の生活」と「海のきれい」を共存していくのはこれからも大きな問題だ。私たちに日々の生活スタイルの見直しを迫る。

 心残りが一つだけある。与謝野晶子の歌碑に出会わなかったことだ。次回のお楽しみに取っておくとする。
最後に、環境学習センターとボランティアガイドの方々に有意義な時間をいただき感謝します。


市原市「まちのせんせい」での講師派遣 (2019年7月10日)
講師の佐藤ミヤ子さんからの報告です。

2019-07-23掲載:カテゴリー:環境学習

7月10日(水)に市原市牛久集会場で「直面する環境問題」に関するお話会が開催されました。お話会はEC千葉が登録している市原市生涯学習センター「まちのせんせい」からの要請で行われたました。
「まちのせんせい」は、生涯学習に関する専門的な知識、技能、経験等を無償で社会に役立てようとする意識のある個人及び団体を登録し、生涯学習に関する指導又は助言を求める団体に紹介するものです。市原市の関連ウエブは、こちら。

「ひまわりの会」 ふれあいの記
日時:7月10日 (水)10:30~12:00
場所:市原市牛久集会場
参加者:10名(70代前後の女性のみ)
講師としての感想を尋ねられたら、私はきっと次のように答えたのではないかと思います。“今私たちが直面している地球環境問題こそ、このような市民(特に女性)の方々との草の根対話こそが大事だった事を、 改めて感じさせていただいた機会でした” と。
しかし、 そこに至るまでにはいくつかの初体験があったのです。 まず、PPが使えなかった事(プロジェクター無)。次に、70代の女性ばかりの小グループだった事。更に、行ってみたらそこは自治会の6畳一間の集会場だった事、 などなど。
多くの情報が散乱している中で、違う立場からのお話を聞いてみたいとの意向だと伺いました。 PPが使えない中でどうやってそのご意向にお答えしたらいいのか、 考えあぐねてしまいました。その時ふっと、以前「エコ検定対策講座の講師」体験が蘇り、 ようやく具体的な準備に着手出来たように感じています。 逆に、 迷いに迷った事で却って、 出来るだけ身近な話題や現象を交えたシンプルなお話に纏める事が出来たのではないかなと思っています。
ちっちゃな会場、そこに集まってくださった方々の前向きな姿勢、 ある種の仲間みたいな雰囲気の中での今回の初体験の数々、 いろんな事を学ばせていただいたひと時でした。
これぞ、草の根啓発!そんな思いです。
帰りの小湊鉄道は約1時間待ち、 折角のチャンスとばかり新緑の中の散歩と洒落たかったのですが、重い紙袋(沢山のコピー資料)が傍らにありました。もし、次の機会があったらその時には牛久の自然に触れてみたいな、 との気持ちを残し車中の人となりました。
末尾になりましたが、今回の講座は市原市生涯学習センター「まちのせんせい」からの要請で実施させていただいたことを付記します。 佐藤ミヤ子

「食品ロス」の講習会が市原市辰巳公民館で開催(2019-04-06)
講師の佐藤ミヤ子さんからの報告です。

2019-05-11掲載:カテゴリー:環境学習

講演会風景

毎日の暮らしから考える「食品ロス・・」?
辰巳公民館主催事業に講師派遣

4月6日(土)に市原市辰巳公民館で、「毎日の暮らしから考える    ”食品ロス”とその影響」の講演会が開催されました。この講演会は辰巳公民館主催事業で、講師派遣依頼が当協議会にあったものです。
講師の佐藤ミヤ子さんの報告です。

市原市辰巳公民館に於ける講演を振り返って   佐藤ミヤ子

「食品ロス」って分かっているようで何となくわかりにくい、そんな問いにお答え出来る内容にしたいと考えました。
そこで今回は、参加者ひとり一人が考え意見を出し合い、産地などを探し出すやり方を通して、それぞれが何を感じ何に気付いていただけるかに思いを込めた内容にしてみました。

毎日の暮らしの中で、何とはなしに出してしまっている「食品ロス」が、経済的損失のみならず、食料資源の喪失(枯渇)、貧困問題、そして、地球環境への負荷と、こんなにいろいろな影響を及ぼしている現実のひとコマに触れて貰う機会も作ってみました。
そして締めくくりに、〈では私に出来る事は何?〉との〈自分への問いかけ〉にも答えていただきました。それが、以下のアンケートにも反映されていたように感じています。

(アンケートの一部を紹介します)

  • 食べ物、料理にだけ気を付けるのではなく、暮らし全体を見つめることが大切だと思いました。
  • 「食品ロス」という意味が初めて分かったような気がしました、食と環境は密接に関連しているのですね。
  • 特に海外では栄養失調などで亡くなる人がいる中、日本の現状が気になりました。
  • 「旬産旬消」(地産地消)を心がけるだけでも、エネルギー、輸送コスト、栄養面でも良いことが分かりました、などなど。

 最後に、皆さんにこんなことをお尋ねしてみました。〈2時間の間ご一緒に考えてきましたが、長かったですか?〉と。
みなさんからは、〈うぅ~ん、全然長くなかったです〉というお答えと笑顔を頂き、何か一つでもお伝えする事が出来たかな、何か一つでも得てお帰りいただく事が出来たのかな、とほっと胸をなでおろす事が出来ました。
公民館の方々の細やかな心遣いにも助けていただいた、感謝の2時間でもありました。以上


大多喜町環境教育プログラム「わくわく探検隊~自然となかよし~」
開催報告(2018年7月8日(日))

掲載:2018-08-02

面白峡小水力発電所で

 房総で3番目に長い川の養老川の源流で、「自然を大切に」するだけでなく、「自然や環境のために行動できる」子どもたちを育成することを目的として、今年度も「大多喜町環境教育プログラム」を大多喜町教育委員会の後援のもとに、平成30年7月8日(日)に大多喜町周辺の子ども達を対象に開催しました。

 当日は、夏休み前の好天で、16名の子ども達が集まり、養老川に合流する外出川(とでがわ)で、ひんやりとする水辺に足を踏み入れて、多くの生きものや植物が身近に生育しているのを実感しました。
さらにすぐ近くに90年余り前から約40年間稼働していた面白峡(おもじろきょう)小水力発電所が4年前に復活し、これからわが国で重要とされる再生エネルギーによる発電の説明を聞いたあと、その現物を見学しました。通常では無人で運転されていて見学もすぐにはできませんが、管理をされている㈱関電工殿の特別のはからいで間近で見学することができ、子ども達は大喜びでした。
 その後、身近で当日確認した自然を各自に絵に描いてもらい、感想を述べ合いました。

 当日のスタッフは、森川、志澤、綿貫、國井、國廣で、市原市立石塚小学校長の永島 絹代先生、千葉県東上総教育事務所の渡邊 紀子先生及び印西市民の蛭川 憲男様にも協力していただきました。(文責 國廣)


写真集

皇居東御苑自然観察会報告
平成30年5月31日(木)

掲載:2018-06-25

参加者全員で

5月31日に、今年度1回目の自然観察会が皇居東御苑で開催されました。佐藤ミヤ子さんの報告を掲載いたします。

皇居東御苑自然観察会を終えて

  • 日 時:平成30年5月31日 (木)曇
  • 場 所:皇居東御苑
  • テーマ:「皇居東御苑で学ぶ生物多様性、江戸の園芸文化(ハナショウブ)」
  • 参加者:27名(男性 10名、女性 17名)
  • 講 師:渡辺 忠明 様(元宮内庁庭園課長)

集合場所は皇居大手門、 先にいら した方々 と奥の方でお喋り をしながら皆さんをお待ちしておりました。
が、一向に皆さんのお顔が見えず"あれっどうしたんだろう"と思っていたら "手前に皆さんが集まっているよ" と教えて下さる方がいて、 領収書片手に慌てて戻ってみるとすでに皆さんがお揃いでした。
折角早起きして来たのに大失敗! ご迷惑をおかけしてのスタートでした。

さて、 今日の自然観察会は 「皇居東御苑」。
天皇皇后両陛下がお住まいの皇居、 その一角に位置する 「皇居付属庭園」 が今回の場所。
旧江戸城の史跡であり、首都東京のど真ん中で東京ドーム4,5倍の広さを有するそこには、森や草原・水辺などにすむ実に多様な生物が生息し、絶滅危惧種をも含むまさに凝縮された豊かな生物多様性の世界なのです。
また、 首都東京のヒートアイランド現象の緩和地帯の役割をも担っています。
私の記憶に間違いがなければ、 堀の外との気温差が約2℃とのこと、 さもありなんと納得です。
「共に分かち合いたい」 との天皇陛下の思いが込められた武蔵野の面影を残す 「森のお引っ越し」 で実現した再生雑木林、 そこには、 さまざまな木々や草花、 多くの昆虫、 ホタルや鳥と動物までが自然そのままの姿で息づいている世界です。今や、 世界中で生き物がさまざまな環境変化にさらされています。


講師の渡辺さん

講師の渡辺さんも書いておられましたが、 例えば、 多様な遺伝子を持つた個体が多く生存し合っていることによって絶滅を免れることが出来るのです。
ある病気に強い個体や、寒さに強い個体、乾燥に強い個体とさまざまな遺伝子を持つた個体がいれば、特定の病気や気候・気象の変化が生じてもどれかが生き残ることができる。それが生物多様性がいかに大切かの所以ですね。その重要性を良く理解されている天皇陛下が、 ことのほかお心を傾けたのが、 この地に種の多様性、 遺伝子の多様性、 生態系の多様性がそのまま存在する生物多様性の自然、 を実現する事だったということが実感できました。今年の花々の開花は早く、 「皐月」や「ギンラン」 など、 その美しい姿を見ることは出来ませんでしたが、 この日も、堀を挟んですぐそこに日本の首都があることを忘れさせてくれる空間が広がっていました。

江戸城天守閣跡の石垣を背に広々 と広がる芝生、 生い茂る樹木、 何度来ても心がシンと洗われる場所です。講師の豊富な知識、他ではお聞き出来ないお話を聞きながら広大な御苑を歩くこと約1時間半、 曇り空からポツンと一滴、 また一滴と雨粒が落ちてきたその時、 そろそろ足が重くなつてきつつあった女性陣の中から"わあーっ!"と上がった歓声。


ハナショウブ

そこには、 今を盛りとばかりに咲き競う艶やかなハナショウブの群落がありました。   これぞ、 講師の渡辺さんが今日皆さんに見ていただきたかった、 「江戸園芸文化」 の象徴たる東御苑二の丸庭園に咲くハナショウブの群れでした。
その姿を背景に一枚パチリ ! ハナショウブに負けない女性陣の笑顔がはじけた贅沢な時間でした。

皆さんはそのあと、特別は鯉が泳いでいる池の淵を三々五々散策いただいたことと思っております。 (私は宿題が残っていて早帰り、 その輪の中に加われずがっかりでした)
講師の渡辺さん、参加いただいた皆さんありがとうございました。
ぜひまた、お集まりください。

大多喜町環境教育プログラム「わくわく探検隊~自然となかよし~」
を開催しました。平成29年7月16日(日)

掲載:2018-01-30

 豊かな自然環境の中で暮らしている子ども達も、自然に触れあう機会が少なくなっています。そこで、自然に触れることや遊びからの知育の場として、房総で3番目に長い川の養老川の源流に合流する外出川(とでがわ)で、「自然を大切に」するだけでなく、「自然や環境のために行動できる」子どもを育成することを目的として、第1回の「大多喜町環境教育プログラム」を大多喜町の子ども達を主対象に展開しました。

このプログラムの活動のために(一社)セブン-イレブン記念財団の2017年度体験型環境学習の助成を受け、大多喜町教育委員会の後援をいただいて、平成29年7月16日(日)に開催しました。

当日は夏休み前の好天で、16名の子ども達が集まり、水辺の多くの生きものや植物が身近に生育しているのを実感しました。
さらにすぐ近くに90年余り前から約40年間稼働していた面白峡(おもじろきょう)小水力発電所が最近復活したことの説明を聞いたあと、その現物を見学しました。通常では無人で運転されていて見学もすぐにはできませんが、管理をされている㈱関電工殿の特別のはからいで間近で見学することができ、子ども達は大喜びでした。
その後、身近で当日確認した自然を未来につなぐべく、各自に絵に描いてもらい、感想を述べ合いました。

当日のスタッフは、森川、志澤、松村、秋葉、國廣で、千葉県東上総教育事務所夷隅分室の永島 絹代先生にも協力していただきました。(文責 國廣)


  • この活動は、一般財団法人セブン-イレブン記念財団の助成を受けています。
  • 財団法人に提出した報告書(pdf)は。こちら(別窓で開きます)
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