エムエム・プラスチックス(株)の地図

容器包装リサイクルの話

下の画像をクリックすると、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会の消費者向けの案内ページが開きます。

関連する情報入手先

  • 公益財団法人日本容器包装リサイクル協会は、こちら。
  • 環境省の容器包装リサイクル法の解説は、こちら。
  • 経済産業省の「資源有効利用法」に基づく容器包装の識別表示Q&Aは、こちら。
  • 千葉県の千葉県分別収集促進計画は、こちら。
  • 千葉市;こちら。
  • 船橋市:

プラスチック資源化工場 エムエムプラスチック (株)
施設見学記(2017年8月29日)

2017-09-11:廃棄物対策C

8月29日に、エムエムプラスチック (株)富津プラスチック資源化工場の施設見学を開催しました。工場は内房線の青堀駅から約2キロの東京湾に面した工業地帯にあります。見学会は廃棄物対策センター主催で、外部の方3名を含む15名が参加しました。

各家庭からのプラスチック廃棄物(一般廃棄物)がどのような処理をされ、再利用されているかの実際の一例を見ることができました。(写真上:工場;下:製品例:左:冷凍・冷蔵倉庫向けパレット、右:再利用されるポリエチレンペレット)

この工場は千葉県下では最大、全国でも有数の施設能力があります。製品は、ユニークなパレット(輸送・物流に使うスノコ状の台)と再利用材料としてのプラスチックペレット(粒状物)を販売しています。事務所で、管理担当の大塚部長から丁寧な説明を受けました。その後、工場へ移動しました。以下に、家庭からのプラスチックが製品となるまでを簡単に説明します。

1. 原料のプラスチック廃棄物

各家庭からのプラスチックゴミは、ペットボトル以外のプラスチックを分別している市町村が集荷し圧縮します。その塊が資源化工場に集められます。右の写真が搬入された原料としてのプラスチックの塊です。見てのとおり、縦横約1.0㍍、長さ約1.0㍍に圧縮されている。重さは約200~300kgで、圧縮サイズは市町村により異なるとのこと。見慣れた食品の包装がたくさんありました。夏でもあり、少し臭います。

2. プラスチックの選別から成形製品までの工程
かなり複雑なので、簡単に説明します。詳しくは、こちらの会社案内1(PDF)をご覧ください。
① 選別工程

赤外線選別機(ドイツ製)
圧縮された塊をバラバラに解砕して、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)及びその他に選別します。手順は、ばらばらなになったプラスチックス片をベルトコンベアーでマルチソーターと呼ばれる選別機に送り、赤外線をプラスチック片に照射します。赤外線の吸収率が材質により異なります。その性質を利用して、特定材質のプラスチック片を検出し、それだけを風で飛ばして分離します。残ったプラスチック片は次のソーターで分離します。
この操作を材質毎に行うと、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PS(ポリスチレン)とその他に分別することができます。
最終的に残ったものは、人による手選別を行います。人手だけで行うより遙かに効率的とのことでした。
ここで分離したPS(ポリスチレン)、破砕・減容されて「ポリスチレンインゴット」(右の写真)として外部に再生材料として販売されます。選別で排除された、PVC・PET以外のプラスチックスは、廃棄物固形燃料(RDF)工場に送られ、熱源となります(サーマルリカバリー)。
② 破砕・造粒工程
選別されたPEとPPはもう一度、破砕・洗浄・選別(浮遊式や比重差選別)・洗浄・脱水・乾燥といった工程を経て、造粒されてペレットになります。最終製品であるパレットの材料になると共に外部に再生材料として販売されます。この段階での純度は85~90%ぐらいになります。(右の写真:ポリプロピレンペレット)
③ パレット成形
精製されたPEとPPのペレットを射出成形機でパレットに仕上げます。内側のコア部には回収されたプラスチックス再生材料を、外側のスキン層には、安定品質の再生材でコア部を包み込むように一体成形します。サンドイッチ構造です。ここにマスターモールドプレート(略称:MMP)と呼ばれる独自技術が採用されています。このことにより、耐用年数の長いパレット、冷凍温度で使用できるパレットを製造しています。(右の写真は、射出成形機)
④ 品質管理など
できあがった製品は、JIS規格と独自の試験により品質管理をして出荷されます。また、一部商品はカーボン・フットプリント商品として認定されています。(写真:認定マーク)

<工場見学の感想>

「プラスチック廃棄物の再生とのイメージ」とかけ離れた工場施設にビックリ、が第一印象でした。数十億円の設備投資をした全自動の機械が並び、材料を除けば普通の製造工場の生産ラインと同様でした。工場運営は16名で運営しているとのこと。
工場見学後は、工場近くの「食い処・魚忠」に場所を移し、美味しい刺身定食や海鮮丼定食での昼食となりました。皆様の施設見学の感想などが飛び交う楽しい席となりました。車を運転しない人は、生ビールも楽しみました。
当日は、電車の遅れや高速道路の渋滞で開始時間が20分ほど遅れる小波乱もありました。見学を設定してくれた潟端さんとエメエムプラスチック(株)の方に感謝を致します。(文責:見並)

プラスチックの豆知識(見学資料より)

容器包装プラスチックとは

商品を入れたもの(容器)や、包んだもの(包装)で、商品が消費され、分離された場合に不要となるプラスチックのことを言います。

熱可塑性(ねつかそせい)と熱硬化性(ねつこうかせい)

熱可塑性プラスチックとは、熱を加えると柔らかくなり。冷やすと固まるもの。ペットボトルや発泡スチロール、お菓子の袋などで、日常で使用している容器包装はこれです。

熱硬化性プラスチックは、熱を加えると堅くなるもので、一旦堅くなったものは熱を加えても柔らかくはなりません)電気のコンセントや風呂の浴槽、ヘルメットなどに使われています。

代表的なプラスチック

略号名  前 性  質 主な使いみち
PE ポリエチレン 軽い、防湿性に優れるバケツ、スーパーの買い物袋、いわゆる「ビニールの袋」
PP ポリプロピレン 熱に強く、つやがある台所用品、風呂用品、自動車部品、荷造りひも
PS ポリスチレン透明だが、傷つきやすいパソコン、プリンター、プラモデル
発泡スチロールの箱、食品トレイ
PETポリエチレンテレフタレート 透明で強い、薬品に強い ペットボトル、卵のパック、作業服など

8月29日(火)に富津のエム・エム・プラスチックス(株)の見学会開催

日本で初めて拡大生産者責任の考え方を取り入れた、容器包装リサイクル法が平成7年(97年)に施行されて以来二十年です。2000年度に新たに分別収集対象となったプラスチックス製容器包装は2014年度には74.4%の市町村で分別回収さています。(eco検定公式テキスト改定6版;p134)
今回、廃棄物対策センターは、「プラスチック製容器包装」廃棄物をマテリアルリサイクルを行っている富津市のエム・エム・プラスチックス(株)の工場見学を行います。同社は千葉県では最大規模、全国でも有数の規模の工場です。みじかな廃棄物であるプラスチックスのリサイクル処理実態を見学して、廃棄物について改めて考える機会になればと企画しました。皆様の参加をお待ちしています。

見学会の概要は以下のとおり。
  • 見学日時:平成29年8月29日(火);午前10時~12時
  • 見学先:千葉県富津市新富66-1; エム・エム・プラスチック株式会社;ホームページ
  • 集合場所: JR内房線 青堀駅前 9時40分集合
    タクシー(4名乗車)で移動。 見学場所は青堀駅よりタクシーで5分程の場所にあります。
    千葉駅発(8時44分)→君津駅(9時29分着)→君津駅(9時31分発)→青堀駅(9時35分着)の電車が最適でしょう。

    自家用車をご利用予定の方も上記の集合時間に青堀駅にお集まりください。見学者を同乗させていただきたいと考えています。往復同乗させて頂いた場合は、タクシー料金相当を返金致します。自家用車での参加予定の方は、申込時にその旨をご記入ください。
  • 見学時間:10時00分~10時30分 挨拶、ビデオ視聴、担当者による説明;10時30分~11時30分 処理施設見学;11時30分~12時00分 質疑応答;12時00分頃 現地解散
  • 昼食兼自由討論会(90分程):近くの「くい処 魚忠」でランチを摂りながら意見交換会を開きます。費用は各自負担で、現地で募集します。
    (ランチ価格の目安 ~2,000円)店のURLは、こちら。
  • 見学会参加費用:1000円((青堀駅⇔エム・エム・プラスチック㈱のタクシー代、保険料及び資料代)。ただし昼食料金は各自負担。
  • 参加申し込み締め切り:8月6日(日) 案内チラシは、こちら。
  • 申し込み先は、下記をクリックしてください。フォームメールが開きます。
    こちらをクリックするとメールが送信できます。
  • 会員以外の方の参加も歓迎しますので、ご近所の方や友人にもお声をおかけください。主催者は、NPO法人「技術士サポートセンター」にも参加を呼び掛けています。

2月18日八千代市 たかつ幼稚園でプラスチック回収イベント開催(2015-04-06)


ハッチとチッチに大喜びの園児

たかつ幼稚園の保護者会は以前から資源物回収に熱心で、最近廃食用油回収も行い注目されています。
このプラスチック回収提案にも非常に協力的で、千葉県下で初の幼稚園でのPLA-PLUSプロジェクトに参加してもらい、イベントが開催されました。
1月26日の資源物回収日に合わせて、プラスチック回収も行い沢山集まりました。
2 月18日に日本環境設計株式会社を代行して、環境カウンセラー千葉県協議会の廃棄物対策センターが幼稚園に来て、ハッチ君とチッチ君と一緒に園児たちはプラスチックを回収箱に入れ、同時に環境教育も行いました。園児たちは大喜びで資源回収の大切さを学びました。
大きな回収箱に5箱も集まりました。
これらは再利用されたり、融解や化学分解されてプラ製品などにリサイクルされます。

たかつ幼稚園のこども達、保護者の方そして幼稚園に御礼申し上げます。
このイベントの高津幼稚園の広報記事は、こちら(pdf)。
PLA-PLUSプロジェクトのURLはこちら。

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